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会員の方へ

経済産業省より「エレベーター、溶接機、X線装置等に内蔵されたコンデンサーに含まれる高濃度PCBについて」周知依頼がありました。

高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物(以下「高濃度PCB廃棄物」という。)については、全国5か所の中間貯蔵・環境安全事業株式会社(以下「JESCO」という。)の処理施設にて処理が行われているところですが、PCBが使用された機器の処分期限が差し迫っております。

つきましては、又は保管中のX線発生装置、溶接機及び昇降機(エレベーター、エスカレーター)制御盤が高濃度PCB含有コンデンサー等を使用したものであるかの確認を促していただくとともに、該当する機器を所有している場合は、確実かつ早期に処分委託手続き等を行うことを、別添資料を参照し、徹底していただくようお願い申し上げます。

 

<PCBについて>

◆PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは

PCBは電気機器(変圧器・コンデンサー)用の絶縁油、蛍光灯用の安定器、塗料や感圧複写紙等、様々な用途に利用されていました。現在は新たな製造が禁止されています。
PCBは脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。

◆PCBの処分義務

PCBを含む製品や廃棄物は、その濃度と地域毎に定められた処分期間内に、専用の処理施設へ処理委託を行うよう義務付けられています。(下部、パンフレットURL参照)

*その他制度の詳細は、パンフレットや環境省サイトをご参照ください。

PCB早期処理サイト(環境省HP):http://pcb-soukishori.env.go.jp/

パンフレット(環境省HP) :http://pcb-soukishori.env.go.jp/download/pdf/full9.pdf

 

別添資料