国土交通省より「運輸安全マネジメント制度の荷主関係団体傘下会員」への周知依頼がありました。
国土交通省では、輸送中にヒューマンエラーによる事故・トラブルが相次いで発生したことを契機として、運輸事業者自らが経営トップから現場まで一丸となった安全管理体制を構築し、国がその取り組み状況を評価・助言を行う「運輸安全マネジメント制度」を導入し、運輸事業者の安全性の向上を図っています。
本制度では、運輸事業者に対し、自主的かつ積極的に輸送の安全の取り組みを推進するとともに、構築した安全管理体制を継続的に見直すことにより安全性の向上を図ることを義務付けており、本制度導入後、運輸事業者においては、本制度の理解等を含め、一定の成果を得ています。
一方、荷主事業者にとっても、顧客に製品などを確実に届けるために、トラック事業者の安全運行は必要不可欠な要素であると考えています。
今般、トラック事業者の運輸安全マネジメント制度を通じた安全への取り組みに対し、荷主事業者のご理解を深めていただくためにリーフレットを作成しました。トラック事業者は安全運行のために、運輸安全マネジメント制度に基づき、次のような取り組み等を行っております。
リーフレットによる周知により、荷主事業者が契約する物流事業者の選定の一助になればと考えています。
●経営トップが関係法令等の遵守、安全最優先の原則を社内に徹底
●輸送の安全の確保に関するトラック事業者の全体的な意図及び方向性を明確に示す安全方針を策定
●安全方針の実現に向けた具体的な目標及び取り組み計画に係る安全重点施策を策定
●現場で起きる事故、ヒヤリ・ハット等を収集・分類・整理し、原因を分析し、事故、トラブル防止を図る
●安全確保のために教育・訓練等を実施
つきましては、会員企業の皆様への周知をお願いできますと幸いです。
添付資料
➀【事務連絡】運輸安全マネジメント制度の周知について
➁ リーフレット