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国土交通省より「モーダルシフトの更なる推進や中・長距離フェリー等を活用した輸送の検討について」周知依頼がありました。

令和5年6月2日に、「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」が取りまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」において、「トラック長距離輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを強力に推進し、最適なモードを活用したモーダルコンビネーションの展開を図るために、~(中略)~フェリー積載率についての定期的な調査・荷主企業等への情報提供を行い、利用可能な輸送力について周知することにより、鉄道や船舶の利用促進及び積載率の向上を図る」とされています。

これを受け、国土交通省海事局では、中・長距離フェリーのトラック輸送に係る積載率の動向を調査しました。この調査は、中・長距離フェリー航路について以下のとおり整理し、事業者へのアンケート調査により、対象期間中(今回は令和5年1~3月及び4~6月)のトラック輸送に係る積載率動向の概算値を算出したものであり、今後も随時調査を実施してその結果を公表してまいります。

・【中距離フェリー航路:片道の航路距離100km以上~300km未満で、陸上輸送のバイパス的な役割を果たす航路】
・【長距離フェリー航路:片道の航路距離300km以上で、陸上輸送のバイパス的な役割を果たす航路】

貴団体におかれましては、モーダルシフトの更なる推進や、いわゆる「2024年問題」対策の一助として中・長距離フェリー等を活用した輸送について検討いただけるよう、会員企業の皆様への周知にご協力をお願いいたします。

■参考:物流革新に向けた政策パッケージ
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/pdf/seisaku_package.pdf

■参考:積載率70%未満であった航路
令和5年1~3月:阪神~北海道(上り下り)、阪神~北四国(上り下り)、北四国~北九州(上り下り)、京浜~北九州(上り下り)、阪神~中九州(下り)、阪神~南九州(上り下り)
令和5年4~6月:北陸~北海道(上り下り)、阪神~北海道(上り下り)、阪神~北四国(上り下り)、北四国~北九州(上り下り)、京浜~北九州(上り下り)、阪神~中九州(上り下り)
※実際には季節や曜日、ドック期間(定期整備)によっても変動があるため、あくまでご参考となります。

➀事務連絡:中・長距離フェリーのトラック輸送に係る積載率動向について

➁添付資料:中・長距離フェリーのトラック輸送に係る積載率動向について(令和5年1~3月)

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経済産業省 製造産業局 生活製品課
担当:小早川・村上
TEL:03-3501-0969
E-mail: bzl-info_lifestyle_industries@meti.go.jp
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